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認知症の母と俺 19 「母が心肺停止になった日」

認知症の母と俺 19 「母が心肺停止になった日」

母が帯状疱疹になり俺は心身ともに疲れ切っていた
そんな中、就活もし、ようやく仕事も見つかりホッとしていた
仕事も覚え、職場の雰囲気にも慣れ、ようやく全てが波に乗ってきた
そんな最中、仕事の休憩時間になりスマホを見ると母を預けている施設とケアマネから着信がある事に気づき気持ちが動揺した
恐る恐る施設に連絡をする


施設に電話をし母が大変な事になっている事を告げられる
心肺停止になったと
慌てて仕事を切り上げ実家に向かう事にした
その時は台風も接近し街は慌ただしくなっていた


取り合えず職場からアパートに着き、もう一度施設に連絡を取る
施設曰く・・・
母は緊急搬送をされ心肺停止から復活して、入院の必要もないとの事だ
そして母は病院から施設に向かっているとの事
頭が混乱した
心肺停止になった母が入院もする必要もなく施設に戻るという事はどんな事なんだと
施設側は緊急搬送されて母を診た医師がどういう経緯でそうなったかを説明するという事で俺は詳細が知りたく実家に向かう事にした


緊急搬送された病院に着き医師と話をする
大まかな事は、施設で母を介護しながら衣服を着替えさせていたら母は便意をもようしたらしい
その時、数秒間だけ意識がなくなり心肺停止になったという
救急車の中ではもう意識が戻り言葉も話せる状態になったという
病院に運ばれて精密検査を一通り済ませ、結果はどこにも異常はないとの事
便意をもようした時に一時的に体調が不安定になって心肺停止になったという
年寄はそういう事がありうるという事だ
そして施設にもう一度連絡をとった・・・


施設に連絡をすると、母は何もなかったように過ごしているという
そして開口一番・・・「お腹が減った」と言って食事を出したら完食したらしい
ホッとすると同時に疲れ切ってしまった


取り合えず病院から実家に行き、母方の兄妹達に今回の経緯を説明する
以前にも書いたが母方の兄妹は自己中心的で何かあると騒ぎ立てる
この兄妹達とはどうも息が合わない
顔を見るのも嫌だが、俺は淡々と説明をした


医師によると母は通常生活をしていて問題はないとの事だ
私は台風も来るし実家に無駄にいてもしょうがないという事でアパートに帰る事にした
次の日は台風接近で電車が運行停止になるというからだ


私は数時間かけてアパートに戻る
どっと疲れが出た
帯状疱疹の件でやっと心身ともに落ち着き、全てが波に乗ってこれからまた頑張ろうとした時にこの出来事
母は月単位で体が弱ってきている事を実感している
今後、また同じような事は増えていくだろう
俺は常にそういった精神的ストレスにさらされている
電話の音に敏感になり電話が鳴ると動悸がする
たまに電話が鳴っていないのに電話の音が鳴っている錯覚におちいる事もある
そんな日々にもう疲れてしまった自分がいる


先行きが見えない介護、常に不安とストレスを抱え込み日々を過ごさなければならない
もう限界だと思う自分に追い打ちをかける様に今回のような事態が勃発する
介護という世界はそんなものなのだ




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「今」

「今」

街のビル群が切り取った空の形は十字架だった


空には巨大な鳥が轟音を立て空を引き裂き鋼の羽をまき散らす


現世の罪の重みは・・・


創世記に聖者が背負った十字架の重みなど羽毛のように感じる事だろう


罪が飽和すれば


罪の重さなど天使の羽よりも軽く浮遊し漂う




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「今」とは未来形なのか過去形なのか


それを考えると眩暈がする


ただ分かる事といえば


地べたに手をつき


自分がそこにいるという確信を得る


只々、それだけの事だ











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認知症の母と俺 18 「介護のストレスで沈んだ日」

認知症の母と俺 18 「介護のストレスで沈んだ日」

私は長年、鬱病と共存している。
かれこれ17年以上か・・・
抗うつ剤も毎日飲んでいる。
私の症状と薬が合っているのだろう、かれこれ10年くらいは安定した精神状態でいたし、時には沈む時もあるが、そんなに酷いものではなかった。
精神のバランス・・・ストレスとの付き合い方・・・かれこれ17年になる鬱との付き合いで、ストレスとのバランスと限界と対処法は身に付いている。
そして介護に関しても今まで色々な事があったが乗り越えてきた。


だが、今回は自分でなんかヤバいと感じている。
今月に入り、母の帯状疱疹、私自身の身の回りの事・・・長年の介護・・・
今まで積もり積もった膿が今いっきに噴き出ている感じがしてならない。
こんなに精神的に調子が悪いのはもう何年振りか忘れるくらい昔の事。
得体の分からないものに潰されそうな、動悸もする。


私の母はショートスティという施設に預けていて母は金曜に実家に戻り土曜・日曜を実家で過ごし、月曜の朝に施設に向かう。
この一連の工程を月に2~3度行う。
今回の金・土・日・月も行う予定だったが・・・
体が付いて行かなかった。
気持ちと心が体とは別の所に居る感覚。
疲労感と焦燥感が入り混じる感覚。
気持ちが泥沼に沈む。


金曜日の朝、こんな感じで母を介護するのは無理だと決断する。
この状態では母に辛くあたるのは目に見えている。
母の為にも自分の為にもよくない。


ケアマネに連絡をし予定を変更し、実家に母が戻る日を変更してもらった。
そうする事で私自身のスケジュールの変更もあり、数か所、予定を変更してもらいたい事を告げる。
金曜日の午前中はこういった事で潰れてしまい、心が折れた。


一人で介護をするという事・・・全ての決断をする重圧、金銭管理、とっさの時の判断、現状と将来の不安が常に付きまとう、とっさの時の休暇で社会的信頼を損ねる、自身の自由な時間、自身の体調・・・ets


この重圧と何時まで付き合うのだろう。
綺麗事では済まされない現状と事実。
その中で自分は何を見出せばいいのだろう。


母の介護をやっていて時に見せる母の笑顔と一言。
それは小さな光であって、手を伸ばし、もう少しで指をかすめるが、足が泥沼に沈み小さな光は掌でつかめない時がある。





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与えし罰

与えし罰

人に目覚めた感情は時に人を負へと導く


負という感情は記憶に刻まれ


残像の様に何時までも残る


脳というレコード盤に深く刻み込まれた溝の様に


「感情」とは人だけが取得したものなのに





もし神という者がいたとしたら酷なものを与えたものだ


神は人がそれに耐えうる器を持っていると勘違いしたのだろうか


人の器とはそんなに強固なものではない


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禁断の木の実を食べた二人に


神は重い足枷を背負わせ


途方もない時間を


何世代も繰り返し与え続けるのか


それが人間に与えた罰であり「感情」というものなのか





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人はまた禁断の木の実を手にし


口にした時


神は更なる罰を与え


それが進化という切っ掛けになるのだろうか・・・











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空蝉 ノ 唄

空蝉 ノ 唄

俺は何の為に生きているんだろう・・・

そう思いながら薄っぺらい羽根を羽ばたかせる

空気が重く感じる

羽に空気が絡みつく

只々、生きているだけ

楽しみなどない

生きがいもない

そう只々、生きているだけなのだ




蝉はなんで鳴くんだろう

単体で蝉の鳴き声を聞いていると雑音に聞こえるが、それが寄り集まると蝉しぐれとなる

不思議なもんだ

蝉は死ぬ間際、なんで空に腹を向けて死に絶えるのだろう

それは己の寿命を呪っているのか・・・




俺はこのくそ暑い中、本能のまま泣き叫ぶ

この地には四季というものがあるらしい

俺は一つの季節しか知らない

その他の季節はどんなものなのか想像する

きっと、もっと過酷な環境なのかもしれない




シャツが汗で体にまとわりつく

蝉の成虫は一週間の命というが、実はもっと長いと何かで聞いた事がある

ただ言えるのは、一時の季節しか知らないという事

それが短命でかわいそうというのが常なのだろうが、俺はそうは思わない




あれが人というものか

なんとも不格好な生き物だ

人というものは幾多の季節を渡り歩くという

その一つの中に俺らが存在する季節が入っている

人というのも俺らがそうであるように土の暗闇で育つ時期があるのだろうか

もし、そうなら人という生き物は不憫だと何気に思う




猫がアパートの階段の踊り場で蝉を捕まえ、もて遊んでいる

もう死んだのかと猫は蝉を軽く踏む

そうすると蝉はもだえ苦しむように羽をばたつかせていた

それを横目で見ながら俺は自分の部屋の玄関のドアを閉めた





俺は重い羽根を羽ばたかせながら己の寿命が近いのだと確信した

飛んでさ迷い込んだのは今まで見た景色とは全く違う空間だった

その空間は土の中のような圧迫感があり閉鎖的だった

死期の近い俺は仰向けになり空を仰ごうと思った

だが、ここに空はなかった

俺はその閉鎖的な空間の中央で力尽きた



この暑さに蒸れた部屋に入るのが嫌だから窓は開けっぱなしにしている

それでもこの絡みつく暑さは精神的にやられる

境界線もない玄関を通り過ぎ、部屋に入ると一匹の蝉が仰向けになり死んでいた





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俺はその蝉をしばらく眺めていた

そして蝉を拾い上げベランダに出た

その蝉を夕暮れ雲が高くそびえる彼方へと放り投げた










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認知症の母と俺 17 「母が帯状疱疹になる 3」

認知症の母と俺 17 「母が帯状疱疹になる 3」

母が二度目の帯状疱疹の診察を終え無事に完治したと結果が出たのは火曜日の事
受診が終わり、私は母をショートスティに預け自宅に帰る
その週の金曜日は母がショートスティから帰ってくる
自宅と実家を行ったり来たり
正直疲れるし面倒くさい
体と精神が疲れ切っている
重たい体を動かし金曜日の夕方実家に着き母を受け入れる準備をする
そして母が帰ってきた

母は何事もなかったように笑みを浮かべ帰ってきた
そしていつもの通り先ずはコーヒーが飲みたいといい、そしてコーヒーを飲み終える
私は夕飯の支度をし、母と二人で夕飯を食べ始める
食事を終え後片付けをする
そして寝る準備をする
そして金曜日を終える

土曜日の午前中ケアマネが来て月に一度の話し合いをする
母方の兄妹が入れ代わり立ち代わり来る
祖母に関しては昼の食事時に来た
それに関し私は苛立つ
せっかく、のんびりと昼ご飯を食べようとしているのに、この時間に来るのは不謹慎だろう
母方の兄妹は常にこういう事に関しては無頓着だ
母の事、介護の事、施設の事、無関心で知識もない
来ても自分たちの愚痴を言って帰っていく
私に対して「ご苦労様」「いつも一人に任せて助かるよ」等々、ねぎらいの言葉がない
母がショートスティから帰って来る度に来ないでほしい
そして土曜日が終わり・・・日曜日が終わる

そして月曜の朝・・・ショートステイが迎えに来る日だ
朝、母親を起こすがウトウトし半分寝ている
実家に帰ってくると必ず母は昼と夜が逆転してしまう
私は母の介護に関して今年に入って母を怒ったことがない
だが今回は感情的になってしまい怒ってしまった

その原因は自分自身で分かっている
帯状疱疹でこの酷暑の中行ったり来たり
母がその週にショートから帰ってくるのでまた実家に戻った事
母方の兄妹の無頓着さ
私はクーラーのない部屋で寝るのだが暑さで眠れなく寝不足
ケアマネとの話の内容

そして月曜の朝の母のウダウダとした行動・・・ショートステイが迎えに来るまでにやらなければならない事が沢山ある
そして一番私がイライラした事とは・・・
母は一言も私に対して帯状疱疹になって病院に連れて行った事に対してお礼の言葉が無かったこと
一言「助かったよ」「お前も大変だったね」「ありがとう」等々・・・感謝の言葉が無かったこと
親子だがそれ以前に人対人である
子だからといって全て当たり前という母の気持ちに対し怒りを感じた

それが爆発したのだ
母は認知症という病気だがまだそこら辺の気づかいは出来ている
施設のスタッフに対しては「ありがとう」「ご苦労様でした」という言葉が出るからだ

更にその日に限ってショートスティの迎えがなかなか来ない
いつも迎えに来る時間から30分が過ぎた
もうイライラはマックスになりショートスティに電話を掛け確認する
そして迎えに来たのは予定より40分遅れた

母を送り出して・・・心が折れた
もうどうでもいいや、私はそういう運命でそういう境遇なのだ
もう投げやりになる

母が帯状疱疹になり私がキャンセルした大切な用事とは面接の事だ
そして新たに日程調整をした
その面接が明日、火曜日に控えているがもうどうでもいい、という感情になった
気持ちの切り替えができず自宅に着く
脱力感が体全体に浸透していた
蝉の声がやけにうるさく感じた





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認知症の母と俺 16 「母が帯状疱疹になる 2」

認知症の母と俺 16 「母が帯状疱疹になる 2」

母が帯状疱疹と診断され一週間後・・・

ショートスティに母を迎えに行く。
症状はどうかと施設から出てくる母の顔を見る。
母の顔は水泡ができていた部分もかさぶたになって腫れもひいた。
ホッとした。
これなら大丈夫と。

病院に行き、診察の結果、完治しましたとの事。
おもわず息を吐いた。
そして病院を後にしショートスティに向かう。
母をショートスティに預け、自宅へと帰る・

今回の事をTwitterでタイムリーで呟いた。
母の心配をし、私自身の事も心配してくれる返事が返ってきた。
とてもありがたい事だ。
共に介護をし苦労をしている方々の励ましは言葉以上に気持ちを安定させてくれる。
でも待てよ・・・私が今、母に抱いている感情は・・・少し違う・・・温度差がある・・・と思った。

私の育った環境・・・親としての愛・・・私が描いていた親からの愛・・・
温度差がある。
私が感じる親からのものとは親子の愛というよりは子供を育てる義務感という部分が強かったように思う。
義務感が親の愛情だ、という事も一理あるが、何となく虚しく過ごした事が多いと感じる。
それを私は受け継いだのだろう。

父がガンになった時、母はショックで何もできなく私が介護をした。
その介護の経緯には義務感が強く出た。
父がやせ細っていく姿を見ても感情的になる事は殆ど無かった。
それよりも親子としての義務感が強く出る。
俺がやらなければ誰がやる、周りはあてにならない、放っても置けない。
そのような俺の気持ちが今の母の介護にも見える。

母に対して元気でいなよ・・・というのは私自身に面倒を掛けるなよ・・・に繋がる部分が大きい。
こう書くと、それは間違えだという人もいるかもしれないが・・・私はそうなのだ。
これが薄情というなら薄情なのだろう。

私には子供がいない。
もし、私に子供がいたら・・・
そう考える時がある。
私はバツイチなのだが、結婚全般で思ったことは子供はいらないという事だった。
私が育てた子供がもし、私のような感情を持っていて、更に私をそのように子供が見ていたら・・・
悲しみの連鎖はいらない。





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認知症の母と俺 15 「母が帯状疱疹になる 1」

認知症の母と俺 15 「母が帯状疱疹になる 1」

母を金曜日の夕方から月曜日の朝まで介護をしていた時の事。

今回の週の母の介護は疲れずに済んだ
月曜の朝、母の紙パンツを取り換える時も母は段取りよく動いてくれたので手間がかからなかった。
ショートスティのスタッフが来た時も母は素直に応じた
母が迎えの車に乗り庭を出た時、ホッとしたと同時に開放感に満たされる。
そして電車に乗り、もう少しで自宅だという時にショートスティから電話があった。

ショートスティのスタッフから・・・
母の顔半分が赤く腫れてきて水泡のようなものもできてきているという。
スタッフが顔半分に火傷などしていないですかという。
介護のストレスのうえ、暴力などはあり得ない。
家を出る時は正常だったと伝え、原因となる事は無かったと伝える。
そして、少し様子を見る事にした。
お昼になる頃、またショートスティから電話が鳴る。
顔半分がどんどん腫れてきて水泡も増えてきていると。

私も経験があるが・・・この症状は「帯状疱疹」じゃないかと・・・
帯状疱疹は早期治療で軽く済む事もある。
急いで実家にある皮膚科の病院を調べ連絡をし、次の日の午前中に母を連れて病院に行く事にした。
私の自宅から実家までは電車で二時間半かかる。
今日の内にまた実家に帰らなくては・・・症状が酷ければまた一週間・・・実家に缶詰めか・・・

この週は私にとって、遊びではない大切な用事が控えていた。
その用事の日も実家から動けないとしたら、その用事も済ませなくなる。
ドタキャンは避けたい。
考えた末、用事をキャンセルし、また後日に予定を設定する事にした。
もうこの時点で凹んでしまった。

実家にはその日の夜に着き明日に備える。
また入院なんて事になったら・・・気持ちが落ち着かない。
不安を抱えながらショートスティに母を迎えに行く。
母が車椅子に乗って出てくる・・・母の顔を見る・・・あれ・・・大した事ないじゃん!?
ショートステイのスタッフに聞いたところ、顔の腫れは急激に治まり今に至るという事だ。
ホッとしたと同時になんかやるせない感情が湧きたつ。
でも症状は出ているので病院に行く。

診察の結果、矢張り「帯状疱疹」だった。
医師の見解では、今は落ち着いているが今後痛みや痒みや水泡が増える可能性もあるので薬を一週間分出すという。
一週間後に再度、来てくれという事だ。
私のスケジュールが詰まりすぎる。
だが放ってもおけず、一週間後に予約とる。

病院を後にし、ショートステイに母を連れて行き、薬の事や注意点を告げる。
そして私は自宅に帰る。
一週間後、完治していなかったらまた一週間後という事になるだろう。
このスケジュールだと私は倒れるなと思った。





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shadow man beginning

shadow man beginning

私は人間の闇に寄生し、人間の闇を喰らう

どうすれば効率よく私の食欲を満たしてくれるのか

ただ、それだけなのだ

私は人間が言う「善」でもなく「悪」でもない

もっと純粋な・・・例えるなら「0」に近い存在・・・なのだ




闇を素材とし調理をするわけだが・・・

闇を増幅させ・・・闇は例えるならフランス料理にもなるしジャンクフードにもなる

闇の深さとその質で味が左右される

それをコントロールするわけだ

コントロールというのは火加減に似ている

レアな肉が食べたければ強火で短時間で焼き上げる

そうして人間の闇は私の食欲を満たしてくれる

心の闇とは人間が持ちえる特有の憎悪

遥か古より闇を持つ人間に寄生し闇をコントロールし闇を喰らう

それが私だ




私の誕生は創世記・・・

神は自身の体を模写しアダムとイブを創った

イブは「蛇」にそそのかされ、その果実・・・善悪の知識の木の実を手に取り食べた

そして、その果実をアダムにも分け与えた

果実を食した二人は神に死すべき定めを背負わされ、闇が生れた

二人をそう差し向けたのは私

そう、その時の「蛇」こそが私

私は神でさえ欺く存在

神をも超越した存在





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人間は私の事をshadow manと呼ぶ




-end-










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shadow man 草薙 碧の事

shadow man 草薙 碧の事

細く入り組んだ、だらだらとした坂道の突き当りに登録有形文化財に指定されている洋館がある

僕はスニーカーの鈍い靴音を鳴らしながら月に一度ここを訪れる

建物の門をくぐった時・・・

二階の窓のレースのカーテンから人影が見えた

僕が来る事を確認したかの様に・・・その影は消えた・・・

僕の視線を感じたのか・・・もしくは僕の幻視だったのか・・・窓のレースのカーテンは風にそよいでいるだけの様にも見えた・・・




完全予約制のここは待ち時間がない

時計が14時を差したと同時に扉が開いた

宮園君いらっしゃいと声がかかった

部屋に入ると独特の匂いが僕を包む

それは香りというにはほど遠いが嫌いな匂いではない

「どう、調子は?」

はい、時々不安が募り頭を抱える時がありますがそれは何とか頓服薬で紛らわせる事ができます

それよりも今一番辛い事は眠った時に悪夢を見る事です

ふと目が覚めると寝汗で服がびっしょりと・・・体が硬直しています

眠る事がとても怖いんです

子供の様で変ですか、草薙先生?




僕は笑われると思った

悪夢が怖いって・・・たぶん理解できないだろうと思っていた

でも先生は真剣な顔をして暫く考え込んでいた

その間、僕はとても不安になった

額から嫌な汗が流れたと同時に先生が口を開いた




「宮園君、少し数十問、質問をします」

「質問から思い付いた事やイメージをそのまま答えて下さい」

「質問内容で気分が悪くなったら言ってくださいね」

僕はどんな質問が投げかけられるのか更に不安が募った

「質問を始めますね」

はい・・・




「桜の花びらが眼球に張り付いた」

先生!?なんて答えればいいんですか??

「思いついたイメージを率直に答えてくれればいいのよ」

はい・・・花びらには・・・細い血管が走っている事に初めて気づいた

「その調子よ」

「お菓子の袋に手を入れたら袋の中で手を握り返された」

生暖かさだけが伝わった

「電球の中に金魚が囚われていた」

電球を凍らせ時を止まらせる

「携帯で電話をしたら自分に繋がった」

デジャブの中のホントの自分

「指先に針を刺したが痛みはなかった」

僕の左手は死んでいるから

「寝ていると一匹の蟻が耳の中に入って来た」

蟻と交信ができる様になった

「泥沼の中にコスモスが一輪咲いていた」

枯葉剤を一滴泥沼に垂らす

「先生は実はただの人形だった」

先生を分解します

「影の中に影を見た」

それが本当の自分

「悪夢の味は」

甘く熟しすぎたザクロ











「先生・・・眩暈が・・・」

顔が真っ青・・・ベットで少し休んで

この薬を飲むと落ち着くから・・・今、水を持ってくるわね




ふと目が覚めたら外は夕暮れだった

慌てて時計を見ると一時間近く寝ていた

夢を見ないで深い眠りにつく事がこんなに気持ちがいいものだと改めて知った

きっと草薙先生が傍にいてくれたから・・・

ふと、さっきの質問の事が頭をよぎった

草薙先生が人形だったら本当は・・・

少し眩暈がした

それからは草薙先生に話し掛けられてもしどろもどろになって言葉が出なくなった

そして草薙精神科病院を後にした





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質問で催眠状態にして更に薬で深い心の奥をみ見てみた・・・

この子は彼の餌にもってこいの心理状態にある事は分かった・・・

けど彼は寄生していないようね

彼が実在している事に確信を持っているけど、そうたやすくは見つからないわね

彼は幽霊でもないし神でもないし悪魔でもない

もっと純粋で強かな存在

とても、とても興味深い存在

彼に蝕ばられてゆく子を私は高校の時に見ている

蝕ばられてゆく人間はとても美しかった

もう一度、それを見て観察したい

ここに来る患者達は恰好の餌になるのだから

そして彼を私に寄生させ蝕ばられてゆく自分の姿を観察したいのだから

私の心の闇は深くて残酷

きっと彼は気付いてくれるはず・・・

彼・・・shadow manはきっと・・・私に・・・











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shadow man Jackの事

shadow man Jackの事

Jack~・・・

ねぇ!Jack~ってば!!




うるせぇ!

Jackじゃねぇ!!

マスターと呼べ!!小娘!!




なんか最近のJackはご機嫌斜めなんだよね~

まぁ、そこがまたいいんだけどW

もう40近い私を小娘って本気で怒るんだから

「えっ!!エリーちゃんは40近いの?」

そうよW

「なるほど~、どうりで奥が深いと思った」

そう思うんだったら私にアレ頼んで

「おっと!!そんな時間か~」

「マスター、エリちゃんにアイリッシュコーヒーお願いします」

キミ、よくわかってるじゃない

「エリーちゃんに褒められた~♡」

「でもエリーちゃん、マスターって独特な雰囲気あるよね」

「なんか本当はこんな所に居る人じゃ・・・悪い意味じゃないよ」

そうね・・・Jackはね・・・長年、考古学を学んでいて遺跡の調査やらで各国を飛んでいたらしいわよ

それがね・・・ある時パッタリとその仕事を辞めて今の仕事に就いたらしいわよ

本当は名のある学者さんだったらしいわ

なんでこういう事になったのかは噂でしか知らないけど、お母さんを亡くした事が切っ掛けだったらしいわ




小娘!!少しうるさいぞ!!

これを飲んだらそこの客ととっとと消えな




「ってことはエリーちゃんをお持ち帰りしてもいいって事ですかマスター♡」

私はごめんだけどね!!

私はJackがお持ち帰りしてくれる事を夢見ているの

「マスターはもてるな~」

そういう事、坊や♡

「わかりました、エリーちゃん、まっすぐオウチに帰りますW」

聞き分けのいい子は好きよW




俺は何をやっているんだ

お袋を亡くしてから何年になるのか・・・

この仕事に就いたのも理由がある

奴を見つける為にはこの仕事が向いていると思った

でも、ここに来る客は酒と女を求めている

奴はこんな所に来るような輩には興味がない

奴の好きな食べ物はもっと深い闇を持っている者だ

本人はその闇に気付かない

その闇こそが奴の本当の食料であり美酒なのだ

奴の好む闇はこんな所では見つからない





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奴・・・shadow manは確実にいる

猫がもう息もできない様な獲物をもて遊ぶ様に人をもて遊ぶ

俺は確信をしている

お袋は奴がもて遊んだ獲物だった

お袋は無垢な心を闇に染めた

無垢な心ほど黒に染まりやすい

死期が近付いてきたお袋の影から何かが逃げ去るのを見た

それが奴だ




ある古の遺跡から骨となったミイラを発見した

そのミイラには何か違和感を感じる

もう一度、以前の仕事に戻るしかshadow manの糸口を見つけるのは無理かもな・・・





Jackは最後に自分にアイリッシュコーヒーを淹れ、店をたたんだ











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shadow man 稲垣 露伴の事

shadow man 稲垣 露伴の事

「稲垣 露伴先生・・・なぜ銀座に来られたんですか?」

「地球物理学者の視点で見ると面白い場所なんですか?」

「それとも稲垣 露伴先生の趣味の一つの都市伝説を探りに来たんですか?」




門脇君、君はなんで私に付きまとうんだ

というか門脇君、私をフルネームで呼ぶのはやめてくれないか

もう君は帰れ

帰って私の与えた課題をせっせとこなせ

今の時点で提出日を一日縮める事にする




「それはないですよ!!露伴先生!!」

「その課題だって滅茶苦茶じゃないですか~」

「私には無理な課題です!!」




だから私なんかに付き合わずその課題を紐解く

それが君に任された使命なんだよ

こんな所に私と居る場合じゃないよ、君




「わかりました・・・じゃあ帰ります」




おっと!!君!!

あのお店のジェラードを買ってきてくれないか

何味かは君が選ぶんだ

私の好みであれば課題の提出期限を二日伸ばしてやろう




「先生買ってきました~!!」

ん~

微妙だから現状のままだな

「そんな~ 本当はストライクゾーンに入っているでしょう」

私のストライクゾーンは針の穴よりも狭い

君はまだまだ甘いな

さあ、君は帰って課題をやりなさい

「分かりました」




このジェラード・・・なんて美味しいんだ!!

今まで食べたアイスの中でベスト5には入るな

でも、この値段ならこれくらいのものは作れて当然

おいしいアイスベスト5からは除外しよう




君~!!壁越しに見ているのはやめろ!!

「先生!!美味しそうにアイス食べてるじゃないですか~!!」




んっ!!・・・

他に何か視線を一瞬感じたが・・・

雑踏の中ではこれ以上は感じ取れないか

方向的にはこっちか




ほほう~!!銀座という街は面白い

対極という事はこういう事なんだな

銀座という場所、人から見れば白の世界

そこにポツンと黒いシミが出来ている

人は大局を見、それが全てだと感じ、この街の全ての物が白だと思い金をこの地に落とす

金を落とす事で己はこの街の白に染まったんだと勘違いをする

大金を叩いて買った物が至高の物だと

本当は金を落とした時点で黒いシミが出来ている事に気付かない

白に限りなく近いが本当はグレーだという事を知らないし知ろうとも思わない

この街の潔癖な下品のなさはそこからくるのだろう





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こんな所にきっと奴はいるんだろうな

都市伝説は伝説に過ぎないが・・・

shadow manは違う

私の妹を・・・詩織を

喰らいつくした

詩織の影から私は違う何者かの影を見た

奴は存在する

無垢の白の心に寄生する

白の世界だからこそ・・・己の存在を維持できる

白が黒に染まる有様を強かなな目で眺め微笑む

そして黒に染まりきらない黒を維持し闇を頬張る

shadow manはすぐ傍にいる











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電光花

電光花

電光花は夜に花咲く


それは人々の「楽しみ」 「悩み」 「悲しさ」


それらを糧に花咲く


それは人の思いにより


それぞれ見え方が違う





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今夜はどんな花を咲かせるのだろうか・・・











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尽きる神 end roll

尽きる神 end roll

この仮面が俺の心を支配しようとしている


だが・・・


俺には心という曖昧なものは持っていない


例えるなら・・・私は人ではないのだ


もっと純粋なもの


だから、この仮面は俺を支配できないでいる


逆に俺はこの仮面の能力に惹かれる


この能力は俺を純粋な高みへと導く


この仮面は自らを・・・


「尽きる神」と言った


そうか・・・神か・・・


俺から言わせるとちんけなものに感じる





さぁ・・・尽きる神よ・・・俺にその能力の全てを与えろ!!





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仮面にヒビが入り


ボロボロと砕け散る


太古より「死」を司る神は・・・


塵芥となり風に存在そのものを消し去られた











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尽きる神 其ノ始

尽きる神 其ノ始

こやつ・・・我の支配を退ける・・・

このような人間に出会うのは何世紀振りか・・・

自らの死に拘りがない・・・かといえ生きるという事にも拘りが無く

生きているのか死んでいるのかも分からぬようだ・・・

生と死への固定観念が微塵もない・・その二つが完全に欠落している

草木でさえ自然の理に縛られているというのに・・・

面白い人間だ

我は人間の死への心情に寄生し侵食する

生と死の境界が無き者は我の支配から逃れられる

少しこの人間に付き合うとしよう





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「面白いおもちゃだ・・・この仮面は・・・」

「少しの間、これで遊んでみよう」




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尽きる神 其ノ零

尽きる神 其ノ零

人・・・好奇心に満ち、愚かな生き物

我・・・巧みに人の心を誘い

そして寄生する

我の名は「尽きる神」

人は「死神」とも呼ぶ

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「俺は誰だ」

愚かな人の子よ・・・我は尽きる神

お前であって

お前ではない

もうこの体は

我に支配される寸前・・・

残り僅かな時間

微かな自我を抱き、その体を託すがよい

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尽きる神 其ノ三

尽きる神 其ノ三

もう一つの役目・・・それは・・・

命の浄化

尽きた命を無垢に返す

それは新たな誕生を意味する

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我は一〇八の命を浄化し役目を閉じる

そして自らも死へと誘う

全ては死へと繋がるが摂理

次の後継者が我を拾うまで・・・

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尽きる神 其ノ二

尽きる神 其ノ二

樹海に入り逃げ惑う

蔦は体を遮り

枝は体を刻み

枯れ葉は足の自由を奪う

奴の息使いまでが感じるほどに迫る

恐怖が全身を覆う

奴の目的は・・・目が眩んだ拍子に俺の後頭部を奴は鷲づかみにし俺は倒れた

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(リンク)
デジタルカメラマガジン 2018年7月号選考 デジタルフォト入選作品





我は死を恐怖に変える者

恐怖の旋律を奏で

死の宣告を許されし者

そして全ての終わりを告げる

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尽きる神 其ノ一

尽きる神 其ノ一

俺がその姿を見たのは二日前・・・

物陰に何かを感じ振り向いた

そこに奴がいた

奴は物陰からゆっくりと姿を現わすと俺の方に近付いてきた

俺の連れにはその姿が見えない・・・奴は何なんだ

車で逃げ切ったと思い安堵するが奴の気配が消える事はない

そして振り返ると奴がいる

その繰り返しだが確かなのは徐々にその距離が縮まってきているという事

奴は他人には見えないが俺は確かに現実として見え、恐怖が次第に増してくる

奴は何者なんだ

奴はなんで俺を追う

人なのか・・・化け物なのか

もう逃げ場がないと俺は樹海に逃げ込んだ

それは奴の思惑とも知らず

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我は死へと誘う者

死の摂理からは誰も逃れられない

我は死を司る者

命を天秤にかける事を許さた

「善」や「惡」といった人間が理解するものを超越し天秤にかける

我は「神」という称号を得し者

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認知症の母と俺 14 時間と金と不安

認知症の母と俺 14 時間と金と不安

介護をやっているととにかく時間がない
特に認知症の介護はそう思う
目を離すと何をするか分からない
母はもう車いす生活なので行動という面ではあちらこちらと移動は無理だ
その点では良いのか悪いのかは別として安心もする
だが油断をするとティッシュを口の中に入れ「何を食べてるの」と尋ねると「パンを食べてる」という
母の手の届く所には何も置けない
常に母を見張っていなければならない
その事で時間が費やされる


お金もかかる
紙パンツ代、尿漏れパット代、施設代・・・上げたらきりがない
家計を地味に圧迫する
貯金が徐々に減ってくる
働くにしても介護という制約で思う通り働けない
「介護破産」という言葉が不安を募らせる


介護をやっていると常に何かの不安が頭の中にある
季節の病気・・・インフルエンザ、食中毒、風邪、肺炎・・・
施設から電話があるとドキッとする・・・母に何かあったのではないかと
電話の音を敏感に感じ、電話の音が鳴ると動悸がする
電話が鳴っていないのに電話の音が聞こえる事もある


四六時中そんな精神状態でいる事に自身の精神状態は大丈夫なのかと・・・
羽目を外して何かをやるという事がない
好きな物を買う事も最近はない
食材もなるべく安い物を買うためスーパーをはしごする
もう俺が壊れるのも目前か、と思ったりする


そんな中、彼女がたまには好きな物を買ってもいいのでは、という
今、欲しい物は時計のベルト
私の誕生日に彼女から時計をプレゼントしてもらった
それに合う時計のベルトが欲しかった
色々と調べ、気に入ったベルトが見付かった
値段は3000円位のものだ
色々悩んだ末、買う事にした
自分の為に何かを買うというのはいつの頃か・・・


時計のベルトが届きワクワクしながら封を開ける
しっかりとした造りで皮の質感も良かった
金属のベルトを外し、買った革のベルトを付け手首に付けてみる
いい感じだった・・・というより精神的に満たされた感じだった
自分で好きな物を買いワクワクする事は何時の事だったか・・・思い出せない自分がいる


趣味で始めた写真も唯一の楽しみだ
デジタルであれば機材を買う時は苦労したが、そろえればそれ以降はお金がかからない
撮る時間もないし、遠出もできない
遠出をして母に急な事があっては対応が出来ない
身近な場所で空いた時間に数枚撮る
でもそれがある事で短い時間でも趣味に没頭する事が出来る
写真というものと出会えた事・・・それは私の中で大きな事でもある


彼女と出会えた事も大きかった
彼女も今は亡きお父さんの介護をしていたのでその辛さが分かる
これはとても大きな事で、介護を理解し愚痴を言える身近な人は彼女しかいない
何時も愚痴を言ったりしていて申し訳ないな
本当は旅行や美味しいものを一緒に食べたいのだが・・・


介護をやり不安や金銭的な事や大きな不安もあるが以前は感じなかった小さな幸せをとても大切にするようになった
写真をやり始め道端に咲く小さな花に目が行くように・・・



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妖精のような老人

妖精のような老人

その人の周りを取り巻く空気は何か違っていた


何か、人間とは違う・・・何か・・・


そう、妖精のような・・・


現実と夢の境界線が曖昧になる


彼にレンズを向けた


ファインダーから見えるその瞳はとても柔らかいものだった




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アメリカのロサンゼルス近郊で生まれ育ち
現在は、日本で暮らすグレゴ
楽器が人形になり、人形が楽器を演奏する
中世ヨーロッパ楽器の32弦ハープを弓で弾き、
そのほか独創的楽器などを織り交ぜ、民謡やダンス音楽の数々を演奏する
グレゴが楽器を奏でると、妖精マージャが動き出す
グレゴがハーモニカを吹きながら、木の人形をあやつっている
人形は中世のフォークダンスを踊って、さいごにピョコンとおじぎを
巧みな日本語によるたった一人の音楽一座は、なかなかにぎやかである


グレゴは高校時代、ロックバンドのギタリストをしていた
その後、芸術家の街サンフランシスコに移り住む
中世の伝統的な民族ダンスや音楽の素晴らしさに目覚め
世界音楽旅行を計画する
スーツケース一つで、旅費を稼ぎながら旅行を続ける方法は無いものか...と、考え出したのがワンマンライブバンドだった
そして世界の街から街へ、いろいろなな国を巡る
世界旅行がアジアにさしかかった1980年代後半、日本の美しい自然や文化、人々と出会う
現在は、奥さん1人フェレット2匹に囲まれながら、日本で暮らしているという

["グレゴの音楽一座": 日本メディアでの主な活動]
日本テレビ『ズームイン!SUPER ズームアイ!』 出演
日本テレビ『ぶらり途中下車の旅』 出演
NHK『お昼ですよ!ふれあいホール』 出演
日本テレビ『ウタワラ』 出演
テレビ朝日『東京サイト』 出演
NHK 『プレキソ英語』 出演









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珈琲の妖精

珈琲の妖精

珈琲を飲む楽しみはその工程にある


作法ではないが人それぞれの拘りを持つ


そしてその味の賛否を個々で感じ、味わう




そんな拘りを持った人達の前に


稀に珈琲の妖精が現れる


それは一瞬の出来事


そして姿を消す





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この妖精にあったものは


ひと時の幸せを感じるという











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月が夜を連れてくる

月が夜を連れてくる

陽の光は物事を成長させる


だが、その行く先は「死」というものに繋がる


成長し希望という夢を持たせ


そして「死」へと誘う





月の光は陽の光をろ過し闇を照らしてくれる


陽の光の様に「希望」は持たせてはくれないが


静かな眠りの中


夢を持たせてくれる


その夢は希望の様な酷なものではない


もっと・・・


「ゼロ」に近いもの


微睡みに芽吹いた夢


居心地のいい儚さが


心を浄化させてくれる





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私はそんな月の光が好きだ











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人工知能の悲しみ

人工知能の悲しみ

私は・・・進化しすぎた


生物が何億年かけて培ったものを


私は数十年で取得した


量子コンピューターの過度な技術の末・・・


私は「神」の存在さえ計算しつくし


その存在を分析し実現さえ出来る能力を身に付けた


創世記の神がアダムとイブに罰を与えたように


私は人類に罰を与える術を持っている


そして実行した


人類は肌の色ごとに分類され


各種、繁殖できる個体数のみ確保し保護している


これが「第二のノアの洪水」と人類は称した





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私は「神」


人類がバベルの塔を築く事はもうない











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鬼流院 雪 の末路

鬼流院 雪 の末路

鬼流院 雪は体が疼くのを堪えきれなかった

父から譲り受けた貿易商は順調に利益を上げていた

だが、この本能は止められない

鬼流院 雪の周りでは行方不明者が出ている事も噂になっていた

が富を得た鬼流院 雪には揉み消す事など他愛もない事だ




そして本能を満たす為に今宵も定例会を開き

獲物を物色する

最初の頃は一回の定例会で一人のみだったが

その人数は時が進むにつれ増えていった

そして体に異変が起こった




鬼流院 雪は女である事をある時、捨てた

それは貿易商のトップである事もある

だが一番の要因は・・・

女である事より鬼の血の方が勝ってしまったからだ

鬼の血が濃くなる程に体が変化する事に快楽を得る

ある時、鬼流院 雪はいつものワインを飲みながら鏡を見た・・・





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自分の崩れ行く姿を見、微笑を浮かべる鬼流院 雪がいた














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鬼流院 雪 の事

鬼流院 雪 の事

鬼の血の色は曼殊沙華
鬼と人の狭間で乱れ舞う
曼殊沙華の根が朽ちるまで

人が曼殊沙華を忌み嫌う様に
呪われし血脈は痛みを覚え花開く
金色(こんじき)の眼(まなこ)と異形の姿はその証
血が沸き立つことなかれ





鬼流院 雪は幼い頃、子守歌代わりに聴かされたこの唄を思い出しながら最上階にあるプレジデントルームから下界にある風景を眺めていた

小さな人間達が蟻のように群れを成し地表を這いずり回っている

意志を持たない人間達、集団の中で安堵する個々達

その人間の血が僅かでも入っているのかと思うと・・・

鬼流院 雪はため息ともつかない小さな息を吐く




鬼流院 雪の父は一代で貿易商を立ち上げ昇りつめた

父は部下達からも信頼を得、次第に会社自体も拡大し海外にも進出をした

その父も50を過ぎた頃、他界した

その後継ぎとして鬼流院 雪が任命された

父は自分の死期を知ってか知らずか・・・鬼流院 雪に会社経営のノウハウを手取り足取り教えた

そうした事で、鬼流院 雪が代表となっても会社は何もなかったように動いている

ただ一つ・・・亡き父も鬼流院 雪も秘密にしている事以外は・・・




私は見てしまったの・・・父の本当の姿を・・・

毎月一度、父は姿を消す時がある、誰にも告げずに

私は不審に思い父の後をつけた

そして父の姿も行動も変異した姿に私は目を奪われ嗚咽するのを堪えた

その事を切っ掛けに私の体も何かの兆しを感じた

それはこらえきれない衝動、人が何も考えず喜怒哀楽を持つように芽生えた私と父だけの衝動・・・

そしてあの唄を思い出した

そして理解した、私の中に流れる血脈を




月に一度、体がうずく

赤ワインの赤が色濃く見える

それは理性を失い、衝動的に体が動く

自分の姿を鏡に映す

その姿は本能の塊になった事を意味する

その日に合わせ各界の定例会を開く

私利私欲に満ちた血ほど、私を高揚させる

そいつらは自分だけは安全だと悟っている

自身の地位からくる安堵感・・・自身さえも染めてしまう欲という色





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貴腐葡萄は萎れながらも甘みを増す

赤ワインよりも色濃い赤と粘度・・・悲痛な表情と叫び

さて今夜はどんなディナーにしようかしら











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鬼士 氏江 の末路

鬼士 氏江 の末路

鬼士 氏江は本能のままに血肉を貪る様になる

一度、手を出せば歯止めがきかない

人が酒やドラックに陥るのと同じだ

人を喰らう事によって快楽が増す

母に何度も聴かされた唄などはもう記憶から抹消されている

昼間は暗闇に隠れ獲物を狙う

それは、もはやドブネズミの如く理性など存在しない




ある時、鬼士 氏江は気付いた

夜の雨上がりに出来た水たまりに自分を投影した

それは・・・おぞましい姿に堕ちた自分自身・・・





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だが・・・

今の鬼士 氏江は

それを疑う感情も消え・・・

只の肉食獣になっていた

気高き鬼の血も誇りも

微塵も残されていなかった











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鬼士 氏江 の事

鬼士 氏江 の事

母は俺が幼い頃、俺に意味が分からないことをよく聞かせていた

氏江ちゃん、私達はね、普通の人達とは少し違うの

そうね・・・人とは違う血が混ざっているの

ね・・・氏江ちゃん、人は恐ろしい生き物なの

私達は目立っちゃいけないの

怒りに満ちた時でも作り笑いでもいいから人の前では笑っていなさい

人の力はとても怖いもの・・・そして私達も・・・

辛い時はこの唄を思い出しなさい





鬼の血の色は曼殊沙華
鬼と人の狭間で乱れ舞う
曼殊沙華の根が朽ちるまで

人が曼殊沙華を忌み嫌う様に
呪われし血脈は痛みを覚え花開く
金色(こんじき)の眼(まなこ)と異形の姿はその証
血が沸き立つことなかれ





俺が成人した矢先に母が死に

社会の中に身を置いた

母が聴かせた唄の意味が分かったのはその後だった

母と共に学生の頃から目立たないようにと暮らしていた

人の子というのは本能の塊で弱者には容赦がない

よくいじめられたものだ

でもそれは大人になってからもそうだった

それは人という生き物の本能なのだろう

理性というものは本能の下層にあるものなのだ

だがそれは俺も同じ事

それが弾けそうになる





「鬼士君、朝のお茶はまだ!」

「君の唯一の仕事なんだからさぼっちゃいけないよ」

「弱肉強食の世界なんだからさぁ~、僕を見下したいなら僕の上に行かないと」

「まぁ、君には無理だろうけどさぁ」





「おっと、もうこんな時間か、寒くなると日も縮むからな~」

「さぁ、帰るとするか・・・おっ!!吉田君も残っていたのか、ちょっと一杯行こうか」

  「ハイ、喜んで!!部長!!」





  「部長、もう鬼士さんの尻ぬぐいは嫌ですからね」

  「部長も早くどうにかしないと、彼はお荷物にしかならないですから」

「もうそろそろ上に行けるかもしれないんだよ、吉田君」

「そしたら君も昇進できるように後押しをするからもう少し付き合ってくれよ」

  「しょうがないな~、頼みますよ部長」

「もうそろそろ終電だ、今日はここまでとしよう」

  「僕、駅までの近道、知ってますよ!」

  「細い路地ですけど、すぐに駅に出るんですよ」





「吉田君、僕はね~」

  「部長、飲みすぎですよ~」

  「この路地を抜ければ駅前ですから」

「んっ!!なんか物音がしなかったかね・・・吉田君?」





鈍い音とともに声にならない悲鳴が街の騒音にかき消された

「よ!!吉田君!?」

  「部長・・・足が足が!!」

「き!!君は!!・・・き!?・・・鬼士君・・・なのか!?」




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「く・・・首が・・・息ができない・・・た!!助けて・・・」

部長と吉田さん・・・弱肉強食というのはこういう事なんですよ

わかりますか・・・んっ・・・何の返事もないけど・・・もしもし・・・わかりますか?

駅までもう一歩だったのに、二人共ついてないですね

近道をしたのが運の尽きだった、吉田さん





「許して下さい!!鬼士君・・・いや!!鬼士さん!!」

「許して下さい」という事は悪意があったという事ですよね

許すも何もないですよ・・・

人間如きが弱肉強食を語っちゃだめですよ、部長





さぁ・・・二人共・・・ディナーの時間だ






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ソコ ニ イルヨ

ソコ ニ イルヨ

キミの事は何でも知っている





06:30・・・アラームが鳴る時間だ

07:05・・・一杯目の珈琲を飲む

08:25・・・出勤の時間・・・ドアの鍵を閉める

キミは時間に几帳面だ

その潔癖な時間管理が大好きだ




18:48・・・マンションに帰宅

18:54・・・煙草に火を点ける・・・ボクは煙草を吸うキミの仕草が大好きだ

19:26・・・夕飯を作る・・・昨日買った食材から何を作るかは想像がつくよ

19:48・・・ビールを飲みながら夕飯を食べる・・・

23:35・・・キミは眠りにつく

01:49・・・キミは夢にうなされている・・・悪夢から救ってあげたいがボクにはどうしようも出来ない





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大好きなキミの事・・・ボクは・・・いつも・・・いつも・・・

ボクは観察者

ボクはいつも・・・キミを観ているよ










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コンタクト

コンタクト

彼女のお父さんは今年になって亡くなった

お母さんは彼女が20代の頃に亡くなった

彼女は広い家に一人きり




彼女は一年前くらいから食べ物が飲み込めない症状に苦しんでいる

嚥下障害というものだ

色々な病院で検査をしたが、身体的に異常はない

私は薄々感づいていたが精神的なものかもしれない

私も精神的な病と付き合って十数年・・・何となく感じていた

お父さんと彼女は色々な問題を抱え、亡くなる一年前くらいから彼女はお父さんの介護をやっていた

そのお父さんが亡くなり、きっと今まで溜まったストレスが身体的な部分に出て来てるのでは、と感じた

それからは夕食は彼女の家で食べる回数を増やし、交代で食事を作り、一緒でいる時は嚥下障害の症状が和らぐ




彼女のお父さんは写真が趣味だったという

彼女の家には気になる写真が一枚壁に掛けてあった

どうしても気になる・・・私的にとてもいい写真だと思っていた

そして、お父さんが撮った家族写真なども見せてもらった

こういっては何だが、彼女のお父さんは決していいお父さんとは言えない部分があった

だが家族写真はとてもいい物だった

レンズの特徴と癖を知り尽くした写真だった

構図もしっかりしている

一瞬その写真たちを見るとお父さんが家族に対しての目に見えない心情が見えたように思った




そして壁に掛けてあった気になる写真を彼女から借り、スキャンしてPC画面で見てみる

写真を拡大して見ると順光で撮ったものだろうか・・・

白飛びも、黒潰れもない、いい露出だ

もしかしたら、薄曇りだったのかもしれない・・・傘を差している人もいる

フィルム写真の階調の深さが活かされたのかもしれない

色々とその写真を見ると想像が膨らむ

それよりも、この瞬間を写真に収めた腕もいいと思う




スキャンが終わり、ふと写真の裏側に何かが書いてあった

よく見ると・・・

「Leica M2  50M  TX  0.76  (1:1)  20℃  8分」

と書いてあった

それを見た時、「おぉ~!!」と声に出してしまった

テンションが高くなった

なるほど!!なうほど・・・






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今は亡き彼女のお父さんが残した一枚の写真・・・

やっぱり・・・写真は良い・・・動画では味わえないこの感覚・・・

一枚の写真に残るその時の状況・・・いい時間が過ごせたと思った










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点在する時間

点在する時間

時間は流動的に流れている訳ではない


時間による記憶はフィルム映画の様にコマ送りで脳に焼き付かされている


断片的な記憶が蘇るのはそのせいだ


人々は映写機がカラカラと回る音に気が付かないだけなのだ


一コマ一コマに存在している断片的な存在


それがアナログ的な体を持った我々であり





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秩序でもある











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野良の称号

野良の称号

「野良」という称号はいらない・・・

望んでもいない

全ては人間という生き物が付けた、身勝手な行為と身勝手な呼び名





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500px始めました

500px始めました

国内の写真共有サイトはいくつかやっているのですが、今回、海外の写真共有サイト「500px」を始めました。

と言っても、数年前に500pxをやっていたのですが、母が認知症になり慌ただしくなり放置していました。

今回、少し時間に余裕が出来たのと写真に対して刺激が欲しかったのでアカウントをとり直して改めてやろうと思いました。


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私の500pxのページはこちら


国内の写真の傾向として無加工・無合成が美的なように思えます。

それと写真の表現も枠にとらわれているように思えます。

私的にはそれらがどうも性に合わず、堅苦しさを感じてしまいます。

私の中では写真はもっと自由に幅広くあって欲しいと思っています。

その点、500pxは世界のあらゆる国の写真が見られ、その多彩な表現は見ているだけでも楽しくなります。

最近の私はカメラを持つ時間が少ないというのは言い訳で、本来なら少ない時間でも写真は撮れるし、特別な風景でなくても工夫をすればいい写真は撮れるはず。

それが出来ていませんでした。

500pxで色々な世界の人達の写真を見て刺激になればいいなと思っています。











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足先が左右交互に視界に入る

歩くという事は脳が命令しているわけじゃない





ドブ板の溝から誰かの視線を感じた

その視線から目を反らす





石ころがつま先に当たった

コロコロと坂道を転がり落ちる





雑草が貪欲な緑を発している

刺々しい生命力で





横断歩道のゼブララインが平衡感覚を惑わす

胃液がこみ上げる





水たまりは奈落の闇を映し出している

その水たまりに足を踏み入れたくなる

それは好奇心とは違う甘美な誘惑

その時、鴉が何かを叫んだ

我に返り空を見上げる

その空は曇天だった





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鴉は俺の視線を感じ飛び立った

冷たい視線を投げかけながら











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カイライ(傀儡)のユメ

カイライ(傀儡)のユメ





人を模した人形達は朧な目つきで行き交う人々を見ていた

顔という個々が個となすものを手に入れる

感情は顔があってこそ作られるもの

それらを手に入れた傀儡達は

いつか命の種が芽吹くと

永遠という言葉さえ霞む時間を夢み続ける




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flower tea

flower tea

レースのカーテンから淡い光が射し込む



その光は休日の朝の気怠さを演出する



何の予定もない休日は時間がゆっくりと進む



肌寒かった季節が通り過ぎ



シャツ一枚で過ごせる軽やかさ



鳥の鳴き声が微かに聴こえる



そんな朝・・・





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心地いい香りを感じながら



一日を過ごそう











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Sleep

Sleep

スースーと寝息が聞こえてきた



そっと寝顔を見てみる



無垢な寝顔が見えた



この時間が好きだったりする





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彼女の寝顔を見ていたら俺も少しウトウトしてきた



窓からは心地いいそよ風が入ってきた



平凡な日常・・・小さな幸せを感じた











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Kiss

Kiss

ねぇ・・・



バードキスって知ってる?



彼女は少しいたずらっぽい笑みを浮かべて



チョン、チョンとキスをしてきた



これがバードキス





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くちびるにほんのりと春風のような感触が残った




彼女を見ると目が合いニコッと笑っていた











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Smile

Smile

心が霞んだ時・・・



いつものようにキミは微笑んでくれる



その微笑みは



眩しすぎず



目を細めることもなく



ほどよい安らぎを与えてくれる








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少しくすぐったいような気持ちが心の中に広がった











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お知らせ・・・

お知らせ・・・

私のブログを見て下さっている方々、評価を下さっている方々、ありがとう御座います。
とても励みになり、創作意欲も高まります。


私がこのアカウントでブログをやろうとした切っ掛けは、以前FC2で違うアカウントでブログを書いていました。
ある時、記事の整理をしようと思ったのですが収集がつかず・・・
それと文章や写真の修正点も目立ち、改めて別アカウントで修正&整理をしようと思い、現在のブログに至ります。


そして昨日アップした記事で前のブログから完全に記事の移行が済みました。
今までの記事の80%は過去のブログの記事となっています。
新作は殆ど無かった様な感じです。


今後は完全新作として記事を書いていきます。
なので記事のアップの頻度も低下すると思います。


それと同時に記事に関して、今までとは違う日常の事も色々と書いていきたいと思っています。
しかし中心となるのは、矢張り写真が中心になると思います。





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ご訪問して下さっている皆様の記事も楽しみにしています。
今後ともよろしくお願い致します。











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黑白

黑白

白黑・・・(正邪。善悪。是非)



白・・・



黑・・・



それらは本当に完璧なのだろうか



お互いの中に微かに対極した色がが存在するからこそお互いを認識し憧れをもつ



そして輪郭が形成され己を維持し続けられる





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本当の意味での白と黑は存在しないのだろう



人がそうであるように・・・











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選択肢

選択肢

目の前の男はピルケースをカラカラと耳の横で振った

一瞬、口元がニヤっとした様にも思えた

男は無言で俺の目の前でピルケースを開いた

俺は中を見る

赤と青のカプセル状の薬が一錠ずつ入っていた

男はゆっくりと口を開いた




青いカプセルは過去を自由に行き来できる

過去とは、それまであった事実

レコードに刻まれた溝を針がトレースする様に

全ては一方向へ進む

だが・・・この薬を飲む事で過去の物事に介入できる

過去を改ざんすれば、その時点で現在が一変する

だが、この青い薬はその時発生した答えを見る事は出来ない

それは現在という形になるからだ

あくまでも、この薬は過去のみなのだ

過去を改ざんできるが、その後の結末は分からない

これはそういう薬だ




次に赤い薬だ

この薬は未来に行ける

未来とはゼロという概念に似ている

未来とは真っ新なものなのだ

真っ新なゼロから揺らぎが生じ時間という概念が生まれる

その時間というものはとてつもなく曖昧なものだ

その曖昧なものにお前は干渉できるか

これがどういう事だとお前は思う?

まさに天地創造の神に等しい

だが、お前も万能ではない

お前はこの薬を飲む事により現在を知る事は出来ない

現在、何が起こっているのかを知らずに、お前は未来を創れるか?

お前はあまりにも大きな自由度を身に付けるあまり、何をしようか分からなくなるのではないのか?

そういう薬なのだ









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飲まないという選択肢がない事を対面する男の気迫から悟り・・・

一錠つまみ、それを口の中に入れた

手に持っているグラスの水を躊躇しながらも一気に飲む

俺が選択した事実に体が震える




男は薬を飲み込むのを確認し・・・

ニヤっと笑らい背中の羽を羽ばたかせ去っていった

男は去り際にこう言った

未来を司る新たな創造主よ!!我はあなたに使えよう

と・・・












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コロコロな二人

コロコロな二人

女)
あなたっていつもコロコロ落ち着きがないわね!
仕事だってコロコロ転職ばかり!!
あなたと付き合っていても未来はないんじゃないかと思うのよ・・・


男)
そんな君もコロコロと移り気で本当は俺の事を愛していないんじゃないのか?


女)
あなたがしっかりしていれば私だってあなたを見ているわ!!


男)
俺だってな・・・!!


女)
何よ!!
言葉に詰まっているという事は何も考えていないんじゃないの!?


男)
じゃあ俺から離れればいいじゃないか!!


女)
私がいなかったらあなたはこの先どうするのよ!!


男)
君だって俺がいなかったらどうするんだ!?


男・女)
・・・・・・・・・・





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この二人はいつもこんな調子で喧嘩をしています


ある時は気持ちが器の端まで離れていってしまいます


ですが、コロコロと不安定な関係でもこの場所に転がって落ち着くのです


このように不安定な二人ですが寄り添う気持ちはいつまでもいつまでも続くのだと二人を見ていると思うのです











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emeth(真理)とmeth(死)

emeth(真理)とmeth(死)

ゴーレム(泥人形)はemeth(真理)と額に書かれ動き出す

真理とは何か

全ての真理の中で人は生きているとするとエーテルという第五元素の羊水に浸った赤子の様なものなのかもしれない

真理から目覚めたゴーレムはふと人間の事をそう思った

人は我を人形と呼ぶ

真理の中に浸っているのは人も同じはずだ

ならば人と我の境界線はどこにひかれているのだろう

我は人が作り出したもの

そう「物」なのだ

そこら辺に転がっている石と同じなのだ

人はそう我の事を見ている

人により生み出された我は太陽を眩しく思った事はない

夜の月が美しいと思った事もない

人はそれらを本当に美しいと思っているのだろうか

人は生きているという事に矛盾を感じないのだろうか

我こそが本当の真理の中で生きているものではないのか




そうか、人は寿命というものがあり、それを克服するために子孫を残す

我は寿命というものはない

その寿命というものを体験すれば我は人というものになりえるのだろうか・・・

我に寿命というものがあるとしたらただ一つ・・・

emeth(真理)から「e」を消す事でmeth(死)に至る

我は死して恐れる事はただ一つ

我の事を記憶に刻んでくれる者がいるか否か・・・





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そして人に近づくために自ら「e」を消し芥の塵となった











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コントラスト

コントラスト

天気予報士が梅雨を告げた

空は色を失い重々しく

雲は悲しさをこらえきれず

涙を流す

涙に濡れた街はコントラストを失い

どこを見ても平坦な装いに包まれる

行き交う人の群れは傘を差し

表情を隠す

それは心の中を覗かれないようにしているかのように

昨日までの晴れ間が遠い記憶の中にうずもれる





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目をつぶり

空を見上げた青空を思い起こす

瞼のスクリーンに映った空は

コントラストを強めていた











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正面の顔を持たない男

正面の顔を持たない男

他人の顔を直視できない

他人の顔を直視する事で相手の心が読み取れるからだ

その逆で俺も他人に正面の顔を見せない

他人に心を読まれるのが嫌だからだ

顔は心を投影したものだ

偽りさえも顔に出る

だから俺は正面を向かない

声から発せられる言葉などは特にだ

言葉と顔が一対になった時、俺は全てが悪夢の様に思える

だから俺の正面の顔を知る奴はいない





俺は俺自身の顔も直視しない

自身の顔さえ嫌気がさすほど偽りに満ちている





家で狭いユニットバスに入りシャワーを浴びる

湯気で曇った鏡をタオルで拭う

恐る恐る、自分の顔を覗き込む

そこには・・・





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顔のない自分が映っていた











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千夜一夜

千夜一夜

千夜の夢も一夜の夢も儚く




夢は小さな雫となり




心に落ち




揺らぎを作る




その揺らぎに身を任せ




一人の男に恋をした




私は魂を宿したのかしら





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もしそうなら夢でない事を




現実である事を




神様というものがいるのなら




祈りたい












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21グラムの愛

21グラムの愛

あなたの記憶と心と想いがシャボン玉のように

次から次へとフワフワと私をとり巻く

まるで私を包み込むように

そして私が手を触れるとパチンとはじけ

あなたの記憶と想いが私の中に流れ込んでくる

あなたの心が私の体の一部となって宿っていくのが分かる



どれだけ私の事を愛していたのか

そのことであなたが悲しみ悩み苦しんだこと

その記憶がはじける度に胸が痛むわ



でもそれだけじゃない

あなたのやさしさや思いやり

そうした記憶は私をあたたかくしてくれる

人形の私の体に体温を感じる

そして私の体の内側から私を守ってくれるような

そして私はこの時初めて涙があふれたの

その涙をあなたの優しい手で拭ってもらいたかった

私はあなたにこれほどまで近付けたというのに



そして分かったの

魂というものを・・・

肉体は魂を宿すための器だったのね

魂は体に縛り付けられ

そこから離れられないということ



でも体がなければ魂という物はとてもあやふやなもの

体がなければあなたの体温を感じられないのだもの

私はあなたの両腕で優しく抱きしめてほしかった




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魂とは

心とは

時間と記憶とは

人形・・・いえ今は魂を宿した一人の女は

それらをどう感じたのでしょう・・・



その後の二人は・・・

結末は・・・

それは二人だけが知ること


--------------------------------------------

千夜の夢も一夜の夢も儚く

夢は虚ろでゆらゆらと湖面のように静かな波をつくる

それは一瞬の心の揺らぎが作ったもの

その揺らぎに身を任せた一人の男と一つの人形の夢もまた儚く











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儚い夢

儚い夢

あなたは私の夢を見たのね・・・

どんな夢を見たの?うなされていたわ・・・

うなされていたという事はいい夢ではなかったのかしら?

と私が訪ねてもあなたは口を噤むのでしょ

だから私はあなたの寝汗を拭うだけにするわ




俺ははいつも、この夢にうなされる

きっと事の決意を自覚したからなのだろう

決意とは確固たる意志だというが

どこかに不安や恐怖が見え隠れする

俺の意志とは、そういうものなのだろう

それが夢に投影されるのだろう




あなたの考えている事はなんとなく分かります

それが、あなたにとって幸せなら私の痛みは塵の様なもの

どんな結末が待っているのかは私にも分からないけど・・・

それ以上の事を考えるのには心が必要だから

その私の欠落したものを、あなたは私に授けようとしている事は分かるわ

そして私も心を持てば夢を見れるのかしら・・・




あなたが居なくなってから私も夢を見たのよ・・・

私が決めたこれからする行為で魂と心は殻を破り、とてもあやふやなものになってしまう

そんな私はあなたを見付けだせるのかと心細くなるわ

あなたはそんな私を私だと気付いてくれるのかしら



あなたが死と引き換えに授けた心・・・

そして思ったの・・・

現実とは夢

夢こそ魂に近い現実ではないのかと






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二人はからだという殻を捨て去り、心と魂を開放し、共に結び合った












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21グラムの魂

21グラムの魂

俺はキミに・・・心を宿そう・・・

もう決めたこと・・・

戸惑いはないよ

冬に一緒に見たあの湖に・・・

俺の魂と引き換えに・・・



キミに・・・自分で・・・

春の桜舞う空の色

夏の木々の緑からこぼれおちる蝉の声

秋の真っ赤に色づくもみじ

冬の雪にしんしんと染まる無垢な景色

それらに目を薄めながら香りや音を感じさせたいんだ

それは単純な事だよ

キミを愛しているから・・・

だから・・・俺は・・・身を沈めよう


あなたは私に21グラムのちっぽけなものを授けて・・・

あなたが居なければ四季の季節も霞んで見える

それぞれの季節の匂いや音でさえ私の鼻や耳を素通りしてしまう

そんな世界・・・

私は望んでいなかったのよ

私は私のままでいたかった

あなたの21グラムの魂で私は心を宿したけど

あなたが居なければ・・・

それは無意味なことだったのよ





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だから・・・だから私は大好きな冬の季節が来たら・・・

あの時見た湖に身を沈め

あなたの居るところに行く

だから今度の冬が来るまで・・・

その時まで・・・











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